『きれいな印刷をするには、きれいな職場から』を合言葉に、週1回の全員清掃を昨年の秋から始めました。
製品の品質もそうですが、そうじを通して会社のいろんなことが良くなるという想いから、社員全員で取り組んでいます。
まずは足元から
毎週の全員そうじを始めるにあたって、まずはデータ室の床から始めることにしました。
データ室の床ふきを最初に選んだ理由は、いくつかあります。
・みんなは、そうじに慣れておらず、ふき易い床から取り組むことで、体が慣れる、拭き方も覚える
・そうじの効果がすぐに分かりやすく、みんなのモチベーションアップに繋がる
・広く全体を見渡せるデータ室で全員がそうじすることで、一体感が生まれる
と思ったからです。
拭きそうじ
もとは淡いベージュ色だった床が、黒くなっていました。最初、クレンザー液をつけて拭くと、汚れは取れるのですが、その後で研磨剤が残ってしまい、床がザラザラしてしまいます。コンピューターにも悪影響が出るかもしれず、他の方法を試したところ、激落ち君に水だけをつけてこすると、クレンザー液無しで汚れが落ちましたので、この方法に切り換えました。
ワックスがけ
汚れを落とした後、表面を保護するのに、ワックスをかけました。2度重ね塗り刷ることで、ピカピカに仕上りました。
チーム分け
そうじを通して、いろんな波及効果がありました。その1つがチーム分けです。始めた頃は、スタートと同時に全員が散らばって拭き出し、きれいに拭く者もいればそうでない者もあり、あちこちにムラが出来てしまいました。そこで、途中から全員を3つのチームに分けて、拭くエリアも3つに区切ってみました。また拭き方も、1番いいと思われるやり方を、全員の前で講習しました。そうすると、チーム内で意識し、チーム間も意識することで、均一に仕上がるようになりました。
チームの構成は、各部署からバラバラに入れたので、交流にも役立っているように思います。
計画して取り組む
ワックス掛けする時に、ふきそうじの反省から、そうじのリーダーが自主的に写真のような配置図を用意してくれました。おかげで、全体を効率良くワックス掛けできました。